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義援金で応援2019.02.19

とうほくIPPOプロジェクトレポート -ももがある(斎藤由芙子さん)-後編

「とうほくIPPOプロジェクト」支援先活動レポートシリーズは、第4期の支援先である「ももがある」斎藤由芙子さんに、お話をうかがいました。

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前編からつづく

 

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齋藤さんとスタッフのみなさん

 

 

■事業展開についてお聞かせください。

 

「ももがある」では、商品のパッケージやショップの内装などのデザインにもこだわっています。はじめから海外展開も視野に入れていたので、和風の要素を入れつつ、ポップすぎず、洗練された女性らしさとモダンなテイストでデザインしていただきました。

 

直営ショップができたとき、さっそく福島のテレビが取り上げていただきました。そして、2017年の夏にNHKの取材を受け、加工場と一緒に引き継いだ「ももの漬物」を紹介していただいたところ、ものすごい反響があり、あっという間に売り切れてしまったんです。そこから「ももがある」を広く知っていただけるようになって、全国の百貨店などから催事やイベントに声をかけていただくようになりました。よいPRの機会ですので福島県内をはじめ、東京や関西にも出店しています。

 

 

■「とうほくIPPOプロジェクト」の助成金をどのように活用されましたか?

 

事業をスタートするときの、原料桃を仕入れて、加工し、テスト販売を行う資金として活用させていただきました。この支援がなければ桃の試作ができませんでした。「とうほくIPPOプロジェクト」に採択されたことで、背中を押していただき、実際に桃を加工してみることでさまざまなことを実感でき、起業にたどり着いたのだと思います。支援いただいたみなさまにとても感謝しております。

 

 

併設されている直営ショップに伺いました。会社のロゴのピンク色を基調にした女子度が高い、とってもおしゃれかわいい内装です。スタッフは全員女性なので、働く気分も上がりそうです!

テーマカラーのピンクにあわせて仕事着をコーディネートをされているスタッフさんも!みなさんいきいき、楽しそうにお仕事をされています。

 

 

momogaaru_5.jpg

 

■スタッフさんにもお話をお聞きしました。

 

「以前は工場で商品を作るだけだったのですが、今はとなりにショップがあるので、直接お客さまに商品の説明ができて、『それじゃ買ってみよう』と言ってもらえるのがうれしいです。」

 

「若いカップルが昔ながらの地元の味の人参のお漬物を買ってくれたり、品切れ中の商品を『入荷したら買いに行くわ』と言って楽しみに待ってもらえるのが励みになります。」

 

「我が家でも、パンケーキを焼いてちょっと『ももふる』を添えたり、いろいろ料理に使っていますよ。」

 

 

「へえ~~~~」「おしゃれ~~!」と他のスタッフさんから声が上がります。

そんな風に楽しそうにお話しされているスタッフみなさんの笑顔が少女みたいでとっても素敵でした!

 

 

ショップでは、2018年5月より、これまでイベントのみの限定販売で大好評の、「ももふる」をふんだんに使った「ももパフェ」のテイクアウトもできるように。冷凍のままの「ももふる」を薄くスライスしたももがぎっしり入っています。はじめはふわっと、だんだんとしっとりしてくる食感の変化を楽しめます。テレビ番組でも紹介されたそう。

 

 

■「ももふる」を使った食の可能性が広がりそうですね。

 

はい、今後は「ももふる」を使った、さまざまな食の提案をしていこうとしています。福島県の「ホットフルーツプロジェクト」に参画することになり。ホットモモパイの開発を進めています。ご期待くださいね。

 

ほかにも、企業さまとのコラボレーションも進んでいます。たとえば、「HUNMPTY DUMPTY」のカフェで「ももふる」を使ったオリジナルパフェを出していただいています。一年中ももを食べることができるようになったので、レパートリーをどんどん増やしていきたいですね。

 

 

■海外展開も進んでいるようですが

 

ええ、2018年3月から、オーストラリアのシドニーやメルボルンなどの主要都市にある日本食マート5店舗で販売をスタートしました。おかげさまで順調で、いまはEUで福島の食材を販売展開する計画もあり、そのなかに私たちも参加します。
秋には、アメリカ・ニューヨークとイタリアで「ももふる」を使った料理の試食イベントを開催する予定です。現地の料理人に「ももふる」をどうアレンジしていただけるか、楽しみです。

 

 

■すばらしいですね! 今後の夢をお聞かせください。

 

桃だけでなく、ほかの野菜やくだものも、生産調整や規格外などで、充分おいしく食べられるものでも山ほど廃棄されている現状があります。私の根底には「もったいない」という思いがあるんです。

 

だから、旬の素材をストックする技術を生かして、新しい製品づくり、新しい産業システムをを育てたいですね。やはり、福島は農業だと思います。自然環境にも恵まれた土地でおいしい農産物を作っている農家さんを応援したいです。

 

いま、桃の皮や種を原料にした化粧品などの製品づくりも応援しています。できるだけゴミを出さずに、ロスをなくして再利用して、六次産業化する仕組みを作れたらいいなと。福島大学にようやく農学部が開設することになり、企業間コラボにも参加させていただく予定です。30代、40代の人たちが地元に戻ってきたくなるような、おしゃれな農家さんがたくさん育ってほしいです。

 

すてきな農家さんが育てた農産物があって、農家さんとお客さまが顔の見える関係をつくれる場があって、そこで直接お客さまに販売して、農産物を使った料理を食べられる場もある。そこから出るゴミを肥料にして一緒に循環農業を体験できる、そんな農のテーマパークを作りたいですね。

 

 

インタビューを通して、斉藤さんの、決してあきらめない強い意志と情熱をひしひしと感じました。福島の女性たちによる、福島の農業の明るい未来づくりを応援しています!

 

 

【2018年9月取材:KY】 

 

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ももがある
https://momogaaru.co.jp/

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